07:30 なんで、こんなに下ばかり見て歩いているんだ？ 僕は気付いてしまった。会社に向かう通勤路で、いつもなら、前を向き、空を見て颯爽と歩んでいたはずだ。 これから訪れる絶望の未来が僕にそうさせてしまうのか？ 朝の目覚めと共にトイレに向かうのは２…

いつも通り目が覚める。 ああっこれぞ日常だ。 もうあんなに苦しんだ日々は過去のものになるのだろうか？ また新たな問題勃発になるのか？ 僕はあまり寝起きに便意を催すことはないのだが、今日は起きたらすぐにトイレに行きたくなり、そして抵抗する余地も…

03:0006:00目が冷めた。 「ううっ、吐き気もするし、気分が悪い、ほんと最悪だ、誰か助けて・・・」 病院は８：３０からだから、あともう少し・・でも限界だよ。。 07:30完全に目が覚める。しかし便意は来るも、やはり最後が出ない。 体調の悪さはMAXで、も…

続いて、座った時に校門を圧迫しないクッションも君は欲しくなるだろう。 １，ヨック ヨックッション これは空気を入れて膨らますタイプで、似たようなものが病院にあったので買ってみた。しかしお尻全体を包んでくれないので、接触部が少なく、そこに負担が…

今日は、僕の心強い味方達を紹介しようとおもう。 １，ポイズ 肌ケアパッド 超スリム&コンパクト 170cc 術後、患部からは赤い液体が出てくる。なのでパンツをただ履くだけでは汚れてしまうので、このようなパットを肛門に当てる必要がある。僕は毎日３枚使っ…

7:00 朝から穏やかなな気分で目覚め、朝食を食べている。 肛門も対して痛くない。 はっきり言って痛さ自体は、手術後からそんなに痛くもなく痛さレベルはあまり変わらない。 横になって寝てれば、まったく痛くないので手術したことなんて忘れてる感じくらい…

06:00起床時間でライトがつく昨晩は、あれからしんどくはないが、尿が出ないので何度もチャレンジするが、やはりでない。 「やばいんじゃ無い、これ？ ひょっとしてもう一生自分でできない？」 微かな不安が大きくなり、僕の意識を埋め尽くそうとしてくる。 …

静かにしろや、こらぁ（怒） そう、これは昨晩の僕だ。 4人部屋に2人ではあるが、この隣の方のいびきが凄い。 昨晩は22時に寝たが、そのせいで0:30に目が覚めた、そして轟音を放ってる。 いびきは多少覚醒すると治るので、ガンガン音を立てたが、まったく聞…

僕は、家を出て最後の戦いに向かっている。 もう明日には、こいつともさようならだ。今はつらくても、別れて月日が経てば良い思い出に変わるのだろうか？ そんな事を思っているうちに病院に到着、予定通りの時間だ。 今日から、基本的には、二泊三日、もちろ…

手術日が近づくに連れて、僕はネットで同じような患者のブログ等をみて、不安と戦う日々が続いた。 術後はめちゃめちゃ痛いとか、時には、心が折れそうな記事も目に止まる。 俺は、絶対に、若かりし日の自分の肛門に戻るんだ。 そう必ず・・・ 自分に何度も…

再び、僕は病院の前にいる。そして、いつも通りマスクを付けて館内に入り、先生の診察だ。 「先生、まだ、出てくるんです・・・」 先生は、驚いたように反応して、再度、横向きの姿勢で、また肛門に器具をさされる。 やめて、やめてーっと心の中で、身悶えす…

こんにちは！ とまた、こいつに話しかけられたような気分だ。本当に声が聴こえるように感じる。 2週間が経過し、もう薬も飲んでいない、そしてあやつと毎回出会う日々に変わりはない。 次の診察日は、術後一ヶ月が目安の為、それまでに完治を期待する。

3〜4日もすれば、もう違和感もなくなり通常の日々が戻ってきた。 しかし、肛門にいるあやつもまだ一緒だ。 多少、小さくなってきたか？ たしかに手術前よりが、出っ張りが小さくなっている。 その為、大便後の飛び出たあやつを、押し込むのは楽になった。 術…

朝起きる、まだ肛門に違和感はあるが、別にただそれだけで、何も困ることはない。 そして、初めての大便へ向かう。 めっちゃ痛いのでは？ もう、あのぴょっこりとはおさらばできているのか？ 不安に苛まれながら、肛門へ紙を差し伸べた時、再び、あやつはそ…

｢えっ、もう終わり？｣ カエルのようにうつ伏せで足を開かされる台の上で、ジオン注射が終わった。 肛門似刺す麻酔が一瞬ちくっとするのと、何か入れられてる感はあるが、ほんとにあっけなくく終わる。 15分もかかってないだろう。 そして終わったら、すぐズ…

今、私は大阪の梅田にある病院にいる。 ここにはこの業界では有名な先生がいるらしい。 この私の奇病を診断できるのは、経験豊かな先生じゃ無いと無理だと思い、そして一刻も早く受診したい思いで、予約する暇もなく訪れると、診察まで4時間まちだった。 ズ…

今後、痔の手術をする人の為に、参考になるブログを書こうとおもう。 ついに私が病院に行く決断をしたのは、スポーツをした時に、肛門からそれが飛び出そうとしてきたからだ。 「痛い痛い、もうやめてー」 叫びたいのを我慢し、そして時折、ズボン越しにそれ…