再び、僕は病院の前にいる。そして、いつも通りマスクを付けて館内に入り、先生の診察だ。 「先生、まだ、出てくるんです・・・」 先生は、驚いたように反応して、再度、横向きの姿勢で、また肛門に器具をさされる。 やめて、やめてーっと心の中で、身悶えす…

こんにちは！ とまた、こいつに話しかけられたような気分だ。本当に声が聴こえるように感じる。 2週間が経過し、もう薬も飲んでいない、そしてあやつと毎回出会う日々に変わりはない。 次の診察日は、術後一ヶ月が目安の為、それまでに完治を期待する。

3〜4日もすれば、もう違和感もなくなり通常の日々が戻ってきた。 しかし、肛門にいるあやつもまだ一緒だ。 多少、小さくなってきたか？ たしかに手術前よりが、出っ張りが小さくなっている。 その為、大便後の飛び出たあやつを、押し込むのは楽になった。 術…

朝起きる、まだ肛門に違和感はあるが、別にただそれだけで、何も困ることはない。 そして、初めての大便へ向かう。 めっちゃ痛いのでは？ もう、あのぴょっこりとはおさらばできているのか？ 不安に苛まれながら、肛門へ紙を差し伸べた時、再び、あやつはそ…

｢えっ、もう終わり？｣ カエルのようにうつ伏せで足を開かされる台の上で、ジオン注射が終わった。 肛門似刺す麻酔が一瞬ちくっとするのと、何か入れられてる感はあるが、ほんとにあっけなくく終わる。 15分もかかってないだろう。 そして終わったら、すぐズ…

今、私は大阪の梅田にある病院にいる。 ここにはこの業界では有名な先生がいるらしい。 この私の奇病を診断できるのは、経験豊かな先生じゃ無いと無理だと思い、そして一刻も早く受診したい思いで、予約する暇もなく訪れると、診察まで4時間まちだった。 ズ…

今後、痔の手術をする人の為に、参考になるブログを書こうとおもう。 ついに私が病院に行く決断をしたのは、スポーツをした時に、肛門からそれが飛び出そうとしてきたからだ。 「痛い痛い、もうやめてー」 叫びたいのを我慢し、そして時折、ズボン越しにそれ…