痔の手術体験記です。同じく痔で苦しんでる仲間達の参考になればとおもいます!

外痔核手術 3日後

03:00
06:00
目が冷めた。

「ううっ、吐き気もするし、気分が悪い、ほんと最悪だ、誰か助けて・・・」

 病院は8:30からだから、あともう少し・・でも限界だよ。。

 

07:30
完全に目が覚める。
しかし便意は来るも、やはり最後が出ない。 体調の悪さはMAXで、もう動けない。 電車で行くなんて無理だ、タクシーか? でも電車の方が好きなタイミングで降りれる。
タクシーで長時間乗車は怖いし、ましては混んでないか? あと1時間耐えれば病院に行ける。

 

07:40
激しい便意に襲われ、再びトイレへ。

出たーーーー! ついに、まずはボンと少し出て、その後でもう一回。 4日ぶりの放出。

 

「ああっこんなにも世界は輝いていたんだ。」

 

4日分にしては少ないが、まあこれで、さっきまでの絶望の苦しさが嘘のように体調は改善した。

食べれなかったご飯を食べ、ここから病院に行ってもやることないので、病院行きも中止。

部屋で映画でも、見ながら快適に過ごしていたが、オナラが多い事に気づく、そしてオナラを出すと、その瞬間に肛門収縮して、その時、飛び上がるように痛い
この瞬間、大きな口があき、苦悶の表情なので、見てる人がいたらびっくりするとおもう。 この現象を肛門キュッと名付けよう。

しかし、出る前の苦しさに比べれば、こんな事は大したことではない。肛門を抑えながらガス抜きをすればほとんど痛くないことにも気づいた。

 

16:00

「ブヘッ、ん? なんだ、このネットリした肛門の感覚は?」

 

僕は急いでトイレに駆け込みパンツをずらすと、オナラをしたと同時に、うんこが出ている! 今までの人生でこんな事は一度もないので衝撃だが、術直後だからうまくコントロールできないんだろう、しかし意識したことなかったが、ガスだけ出す開放と、大便を出す開放、このあたりは何が違うか説明できないが脳が自然に調整してるんだろうか?

 

さらに、もう少し大便を出す事にも成功した。

この便漏れは衝撃だったが、明日から仕事復帰し、職場で万が一こうなってしまった時に備える必要がある。交換のパンツや廃棄用の袋等を万全の準備ができるという意味では、これを事前に知っておけてよかった。 すぐに必要物を買いに走る。

 

職場で、初めてこの状況になり、うんこまみれの服と、着替えがない、最悪な状況で、職場のトイレで呆然とするしかない状況は避けられそうだ。

 

この後は、ガス抜きはかなり慎重になりながら、平穏な時間を過ごすことができ、健やかに眠りにつく。

 

しかし、あまりの便を出す苦しみに忘れていたが、いつも大便時にひょっこり顔を出していいた痔核君が消えていた! そうか、もう彼と僕は別々の道を歩む事になったんだと、この時、初めて気付いた。 この先の人生で、もう二度と出会わないことを願う。